写真集のカバー写真とデザインについて

ほとけの乙女
Buddhist girl
ほとけの乙女
Buddhist girl

写真集「ほとけの乙女」には様々な仏塔や寺院、僧院を背景に祈る少女たちが登場しますが、この写真を選んだ理由はいくつかあります。
世界遺産のバガン遺跡群や、写真映えするゴールデン・ロックも候補に上がりましたが、ミャンマーでもっとも有名な仏塔は、ヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダであり、シンボルです。
仏塔、少女、空のバランスがよく、空の空間を広く確保できたことで、タイトルの文字を入れるのに適していました。
そして何より、少女の美しさ、表情、手の合わせ方など、プロのモデルさんのようでもあります。
ちなみに、作品に登場する少女は、すべて偶然そこにやってくる一般の女の子たちです。


カバーデザインについて

デザイナー様から3種類のカバーデザイン案をいただきました。
デザインを見て迷わず、こちらのデザインがいいと思いました。写真に余白がなく全面に打ち出され、タイトルのロゴを含めて全体的にシンプルなことです。
帯の色は、黄金に輝く仏塔とうまく同化し、黄色は書店に並んだ時にインパクトがあります。
黄色の帯はお守りのような力がありそうだとの意見もあり、ブッダの化身となる仏塔、少女の祈り、そしてお守りのような帯、ご利益がありそうな写真集になりました。

カバー裏の写真はまだ発売前で公表されていませんが、撮影地のイメージが伝わるように、バガン遺跡群の全景となっています。