仏像美術鑑賞漫画「仏ガール」の魅力

仏像美術鑑賞漫画「仏ガール」の魅力

仏像オタクの先生と一緒に、女子高生の美術部の生徒が寺院を巡る、柚ちえこ先生の仏像美術鑑賞漫画「仏ガール
仏像美術の魅力を伝える漫画ということで、興味を持ちました。
大阪の高校が舞台ということもあって、作中に登場する寺院は、京都、奈良、兵庫、滋賀、和歌山の関西になります。
この漫画は1話完結で様々な寺院を巡るのですが、ガイドブック的な要素があり、最寄駅から寺院までのアクセスに加え、名物のスイーツなども紹介されていて、そのお店に寄り道したくなります。
仏ガールの絵柄はとてもかわいい感じなのですが、仏像は写実的に描かれていて迫力があります。
最近発売された3巻で完結のようですが、1〜3巻は関西編だったので、全国の寺院をめぐってほしいです。

※個人的に好きな仏像は、3巻に登場する広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像です。

カドカワ 電撃コミックスEX
定価968円(本体880円+税)
柚ちえこ著
仏ガール

仏像美術鑑賞漫画「仏ガール」の魅力

仏塔はブッダの仏舎利(お墓)ですが、仏像は仏教の信仰対象である仏の姿を表現した像です。
仏塔は釈迦(ブッダ)を指しますが、仏像は釈迦を含む、如来、菩薩、天部、明王などが信仰対象になります。

今回、仏ガールと一緒にキヤノンのカメラを写していますが、実はキヤノンは仏教に関連があります。
社名の由来は「観音様の御慈悲にあやかり世界で最高のカメラを創る夢を実現したい」という思いで、最初の試作機は「KWANON(カンノン)」と名づけられました。それが後にキヤノンとなったのです。

なんと、柚ちえこ先生がXで写真集「ほとけの乙女」を紹介してくださいました!!
心より感謝いたします✨

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