写真集の初校

「ほとけの乙女」初校があがってきました。
担当編集者と何度も確認して入稿し、もう変更の余地はないと思っていましたが、社内、さらに社外チェックが入り、細かい修正が出てきました。
改行や句読点の打ち方、微妙な言葉の言い回し、事実と異なる点はないか。
ウェブと違い、書籍として出版すると、もし誤りがあった場合、すぐに訂正ができません。
自費出版は基本的にそのまま出版、もしくは編集者のチェックだけで終わりますが、商業出版になると、何重にもチェックが入ります。

写真家を志した頃から、藤原新也さんの作品が好きです。
写真と文章での表現、写真作家という道が、本来、自分が目指していた方向性だと再確認しました。