雷鳥社から出版される写真集の経過ですが、写真のレタッチと原稿を書き終え、いよいよ印刷に入ります。
色見本が必要になり、新しくインクジェットプリンターを購入しました。
キヤノンの染料インクのプリンター、PIXUS PRO-S1です。
以前はキヤノンの顔料インクプリンター、PR0-10を使用していましたが、染料インクのプリンターは初めてになります。
同じA3ノビ対応ですが、本体が一回りほどコンパクトになり、デザインがとてもかっこいいです。
印刷設定をいろいろ試してみたのですが、Lightroomから印刷するより、専用のソフト「Professional Print & Layout」で細かく詳細設定をした方がきれいに印刷できると思いました。
G1と比較されますが、 透明インク「クロマオプティマイザー」がない分、S1の方がランニングコストが少しだけお得なのと、深みのある顔料インクより、鮮やかさを表現したい場合は染料インクの方が向いています。
まだはっきりと断定できませんが、顔料インクより染料インクの方が、インクの詰まりがないような気がします。
これはPR0-10との比較で、PRO-G1との比較ではありません。
個人的に、自分の作品が色の深みよりも鮮やかさを重視しているので、S1にしてよかった思います。
写真展を開催する場合、インクジェットプリンターを使用して自分で印刷したいと思っています。
そうなるとA3ノビまで印刷できるS1と併用して、A2ノビまで対応しているひとまわり大きなインクジェットプリンターが欲しいんです。
キヤノンのサイトのラインナップを見ると、PRO-1000という機種があり、こちらは12色の顔料インクプリンター。発売が2016年と古い機種になります。
A2ノビサイズ対応の染料インクジェットプリンターの検討をぜひお願い致します。
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