僕は商業写真を仕事にしていますが、写真家として写真集を出版することで、写真団体に所属したいと思いました。理由は創作活動をしている写真家の方と繋がりを持ちたいと思ったからです。
写真の団体は数多くありますが、国内で有名なのは、主にこの3つの団体だと思います。
・公益社団法人日本写真家協会(JPS)
・公益社団法人日本広告写真家協会(APA)
・公益社団法人日本写真協会(PSJ)
JPSとAPAは年に一度の審査、PSJは毎月審査があり、審査を受ける3月の時点ではPSJの一択です。
日本写真協会のウェブサイトの入会案内を見ると、原則として当協会在籍2年以上の会員2名の紹介が必要で、紹介者がいない方は、事務局にご相談。総務委員会にて入会申込書をもとに、規程に適合しているかを審査し、会長に推薦し承認とありました。
僕には2年以上在籍している会員の知人がいないので、日本写真協会に電話で問い合わせてみました。紹介がない場合でも入会審査は可能とのことで、入会申し込み書に経歴などを記入して事務局に郵送。
担当の方は僕のウェブサイトなどをチェックしてくださり、ミャンマーでの写真も興味をもってくださいました。
数日後にメールで、2名の推薦人を日本写真協会の方で立ててくださるとのことでした。
4月初旬に総務委員会にて、入会の承認。そして5月初旬に会員証が届きました。
会員証はとてもしっかりした作りで、名前はわかりやすいように、ひらがな表記にしてもらいました。
年会費は12000円、入会費は6000円(いずれも税込)、他の2団体に比べて圧倒的にリーズナブルです。
・正会員(個人会員)になると会員証の発行だけでなく、名刺にも会員として記載ができます。
・「日本写真年報」「東京写真月間図録」(年1回)と「日本写真協会会報」(年2回)の配布。
・協会が主催、後援、協賛する事業(写真月間行事、写真展、研究会、セミナー等)に参加ができる。
・協会が主催する各種の催事(表彰式、祝賀会、懇親会)へ出席する機会が得られ、写真家、写真評論家、学術関係者、写真・映像にかかわる方々と交流ができる。
「6月1日・写真の日」を記念して、6月3日に2024年度日本写真協会賞表彰式の式典があります。
その後の記念パーティーの中で、新入会員の紹介もあるようなので、僕も参加します。今からすごく楽しみです。東京で写真展めぐりをするのも楽しみ。
ミャンマーの仏塔・寺院と少女たち